水に浮く | 祝!30年一筋!トライアスリート!!

水に浮く

トライアスロンの選手はスイム、バイク、ランとそれぞれの単種目の選手たちに比べるととてもバランスよく身体を動かす事が出来ていると思います。

結果的に美しい身体が手に入るスポーツだと思います。

そんな身体でもトレーニングの内容によっては少し偏った身体になる事もあるのです。

私の経験からの事なので参考になるかどうか分かりませんが、スイムに影響が出る体脂肪率は・・・

と言うことを少しお話したいと思います。

水泳では水に浮くことがとても大事な事です。
しかし、私が競技選手のみの時から女子トップ選手のプレイングコーチになった時に体脂肪率が12%から6-7%台まで落ちていった事があります。

それまで、自分のトレーニングだけで質を求めたトレーニングが中心だったのが女子選手と一緒にトレーニングを行う事で結果的にLSD的なトレーニングが中心となった事が原因としてあります。

そして、体脂肪率が低下してからスイムの調子が徐々に落ちて行き、経験した事がないくらいタイムが出ない時期がありました。

そして、そこから徐々に体脂肪率が戻りはじめるとやはり水に浮く事でスイムのタイムが戻って来ました。

現役時代は体脂肪率12-13%前後。
プレイングコーチ時代が6-7%前後。
今は9-10%前後です。

トライアスリートの私の理想としては10%を少し超えたくらいが3種目のバランスを取りやすいようです。

9%台に入るとスイムで身体が浮く感覚が乏しくなり10%を超えて11%に近くなると身体が浮かせやすく感じます。

体脂肪率だけでその感覚が変わる訳ではないのは分かっていますが、その比率は結構大きいのではないでしょうか。

体脂肪率が減るとランニングタイムは上がりますが、スイムで身体が浮かなくなります。

体脂肪率が増えるとランニングタイムは下がり、スイムが調子良く感じます。

トライアスロンはそんなバランス感覚も必要なので面白いですね。

皆さんもどのくらいの身体がもっとも効果的にトライアスロンを行えるのかデータを取ってみると面白いと思います。

もちろん、体脂肪率だけで変化する訳ではない事を忘れない下さい・・・・

では、明日も元気に行きましょう!