オープンウォーターでの危険回避テクニック | 祝!30年一筋!トライアスリート!!

オープンウォーターでの危険回避テクニック

今年も海で快適に泳ぐ事が出来る時間が残り少なくなって来ました。

最近のトライアスロンは水温15度?などもはや夏のスポーツとは言えないような環境で行う事もあります。

真夏の暑い時期!と言うイメージがすっかり変わってしまいました。

さて、そんなトライアスロンですがスイムの環境はプールに比べると過酷です。

プールで十分トレーニングを積んだ選手でも海では泳力だけではなく、気持ちが不安定になり不安や恐怖、苛立ち、怒り、様々なプールでは現れない精神状態で泳ぐ事も決して少なくはありません。

さらに、その精神的な不安が身体の機能低下につながり危険な状態を引き起こしてしまう場合もあります。

そのような状態を回避するにはやはりプールだけではなく実践と同じ環境下でトレーニングを定期的に行う事が必要です。

ただし、ただ同じ環境下で泳ぐだけでは危険を回避する事は出来ません。

レースを想定して危険が起こりえる場面を想定して危険を感じる前に回避させる行動を繰り返して行ってみる事が大事です。

まずは酸素を安定した状態で常に供給できる姿勢、ポジションを余裕を持って作る事が出来るようになることが大事です。

具体的には泳いでいる最中に精神的な不安が襲って来たらすぐに仰向けになり、身体を「大の字」にして、常に口が上を向いている状態をつくりゆっくりと呼吸する事。

前を向いて犬かきや身体を浮かそうとしても口が水面ギリギリにあるので海水を飲んでしまい上手く空気を入れる事が出来ません。

さらに、波が来たらすぐに口元は海面下にもぐってしまいます。

仰向けになって、大の字になるとある程度の波が来ても口は常に空気を吸える状態が続くの安心です。

ただし、繰り返し海で実際に練習する事が必要です。頭で理解していてもすぐには対応する事が出来ません。

さらに、ゴーグルやキャップが取れた場合も同様です。落ち着いて仰向けになり、ゴーグルの水を抜いたり、キャップを被りなおしたりすることも出来るようになります。

また、足を着くときも前向きではなく、仰向けになり、かかとから着地すると安定して足を着くことが出来ます。

海では危険回避のため、様々なテクニックを駆使して自身で安全を確保できるようにしておきましょう。

私が指導しているオーシャンスイムスクールではこんな危険回避の指導も行っています。

海では予測不可能な事が起こります。
余裕を持って、泳ぐ事が最大の安全確保につながります。

皆さん、海で一緒に泳ぎましょう!

オーシャンスイムスクールはこちらから↓
https://reserva.be/oceanswim