第7胸骨破裂骨折⑧ | 祝!30年一筋!トライアスリート!!

第7胸骨破裂骨折⑧

無事手術が終わりICUで一晩過ごして翌日のお昼ご飯から一般病棟に移りました。

手術直後の今まで味わった事のない痛みから解放され、と言っても強力な痛み止めを2日間点滴してもらっていたので痛みが軽減されていました。

しかし、痛み止めが切れた3日目の夜は痛みでほとんど寝る事が出来ませんでした。

まあそれでも直後の痛みに比べるとかなり軽減しましたが、痛い!!と言うのが正直なところでした。

写真は手術前日の私・・・・翌日の痛みをまだ知らない平和な?時でした・・・

まだ寝たきりで身体を動かせないのでこのような状態で食事を摂っていました。慣れれば無理なく食べる事が出来るのです・・



そして、これが手術翌日の私・・・

自分で見てもやっぱり、疲労感が出ています・・


コルセットを巻いて10日ぶりに上体を起こしました。そして、写真はベッドから出て車いすに座ったところです・・腕には点滴があります・・

ここで思った以上に三半規管が機能していない事に驚きました。

上体を起こしてから数分間は眼が回ってしまい起き上がる事が出来ないのです。起き上がる時だけではなく一度起き上がって横になっても今度は寝た状態で天井がくるくる回ってくるのです。こんなにも身体は弱っているのか、と愕然としました。これはこの日から4週間以上続きました。

そして、この日から車いすでリハビリを行う予定でしたが車いすに移る際にヒョイと立てたのでリハビリの先生が歩ける?と聞いてくれたので10日ぶりに歩く事に!

点滴棒を支えに5mほど歩きましたが、上手く足が前に出ません・・
ここでも思っていた以上に身体が弱っている事を確認してしまいました。

それでも、明日から歩行も入れてリハビリを開始しましょうという事が決まり、歩行が出来れば自分で自分の行きたいと時にトイレに行けます!この時はこれが何よりのやるきの希望でした。

そして、手術後の私の身体にはチタンのプレートとボルトがしっかりと埋め込まれていました。



現在3カ月経過していますが、このチタンプレートとボルトは取らないでこのまま一生付き合って行くという事です。

まれに皮膚から飛び出したりしたら抜くようですが・・・

板の間などに寝るとプレートが入っている箇所が当たり身体に異物が入っているのがよく分かります・・

まあ、このチタンがなければ今日が事故からちょうど3カ月だったのでこんなに長く入院している事になります。

3カ月安静の入院後の復活は思っただけでゾッとします・・・現代医療に感謝感謝の手術翌日でした。

そして、手術2日後からリハビリ室でのリハビリ開始となります!

次回以降に続く・・・